1つの“本物”が
人と暮らしを豊かにする
世界中から目利きして集められた
こだわりのデザインに
お目にかかれる家具店
矢崎家具
代表取締役
矢崎 京子 様
1949年創業、現在は二代目。量産店とは違う繊細なデザインやはっと目を引く美しい色合いの家具やカーテン、生活雑貨がずらり。天井にはシャンデリアがきらめく個性派店。小物、テーブルウェア、カーテン、絨毯なども異彩を放つ。定期的に「ペルシャ絨毯店」や「若草まり子人形展」などのイベントを開催している。
- INFORMATION
-
〒400-0033 山梨県甲府市寿町4-17
【営業時間】AM10:00〜PM7:00
【定休日】水曜日
【TEL】055-222-6865
日々を濃密にしてくれる特別な家具たち
「矢崎家具」さんは、どんな家具屋さんでしょう?
1949年にわたしの父と母が始めた家具店です。家具のほか、絨毯やカーテンにも力を入れています。家具は道具ですが、「あればいいや」じゃつまらないと思うんです。「これにして良かった」と思えるものを選んでほしい。せっかく毎日過ごす家を彩るものなので、時間を濃密にできる家具を提案したいと思っています。
お客さんはどのような方が多いのでしょうか?
最初は一見さんから。「シャンデリアが素敵!」とふらっと入ってきたところから、一つの家具に魅了され、そこから生活全体をデザインする方もいらっしゃいます。「この家具に合うお家にしていこう」と考えてくださるそうです。そういうお客様を見ているのは嬉しいですね。
期間限定の展示やイベントなども定期的に行われていますね。こうしたイベントを開催するきっかけはなんだったのでしょう?
「ペルシャ絨毯展」や「若月まり子人形展」などの定期イベントはもう10年以上続けています。イベントをはじめたきっかけ、今も続けている理由は「知っていただきたい」から。一つひとつ職人さんや作家さんが魂を込めて作り上げた“良い”ものをたくさんの人に知ってもらいたいとはじめ、続けています。
目で見て触れた本物の“良さ”と“価値”を、
きちんと伝える
商品へのこだわりを教えてください。年に何回も海外へ買い付けなどに行かれているのでしょうか?
こだわりはデザインですね。気持ちにゆとりを与えてくれるようなデザインがこだわりです。海外へは年に何度も行くわけではありませんが、足を運んだときには「こういうのが素敵」をストックしておきます。あとは製作の現場をきちんと見ておくこと。現地で見たからこそ人に勧めたくもなりますし、お客様に自分の体験と知識をお伝えできるんです。「◯◯入荷しましたよ〜」じゃ味気ないでしょう。
家具屋さんの仕事の面白みを教えていただけますか?
お客様に勧めたものを喜んでいただけたときですね。「良かったよ」の声が一番嬉しいです。その一言のために仕事をしていると言っても過言じゃありませんね。実際に使ったときの体験を話してもらえると「あ〜よかった」と心の底から安堵し、嬉しくなります。
この先、家具を通して伝えていきたいこと、発信していきたいことはありますか?
いい家具を買うことは贅沢ではないと思うんです。人の精神を元気にし、気持ちにゆとりを与えてくれるものにお金をかけることは、教育にもつながる。どんどん安いものが溢れている時代ですが、家の中に一つは「本物」がある暮らしを提案していきたいですね。価値を知り、その価値を自然と誰かに伝えたくなるようなものがある生活。今の若い人たちは、バブルの中で子ども時代を過ごしていますから、きっと知っているんです。本物の感覚をぜひ次の世代に伝えてほしい。そのお手伝いをしたいですね。
マニュアルズへひと言
知人を介してマニュアルズさんとお付き合いさせていただく事となり長年手つかずのままだったホームページを一新させていただきました。現在はPC以外にスマートフォンにてホームページを見られる方が多いのでそれに合った構成など検討していただきとても見やすくリニュアルしていただきました。おかげさまでホームページの評判も良くとても感謝しております。今後も情報発信の場として定期的に手を入れていきたいと思います。
矢崎家具 矢崎 様
ありがとうございました!