30年以上ファンが
増え続ける理由は、
味と品質への徹底したこだわり。
デザイン性の高いホームページや
海外販売など“農家の可能性”拡大中!
フルーツハウス ヤノ
矢野 幸一郎 様
昭和15年から続く笛吹市御坂町の専業農家。ハウス・露地と合わせて140aの敷地を有す。現在は3代目矢野幸人園主を中心に息子・幸一郎さんなど、家族で多種多様なぶどうを栽培。東京の有名店や海外への販売など、精力的に山梨の美味しいぶどうを届ける取り組みを行っている。
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〒406-0803 山梨県笛吹市御坂町井之上811
【TEL】080-8700-0887
ぶどうの一大産地で、ひときわ目立つ存在
「フルーツハウス ヤノ」では、どんな品種を栽培していますか?
農園はハウスと露地合わせて140a。巨峰、ゴルビー、藤稔、ゴールドフィンガーの定番に加えて、人気のシャインマスカットなど。さまざまな品種を取り扱っています。どんどん新しいものは取り入れます。
やってみて、反応を観察し、止めたり続けたりと調整しています。
最近の人気・オススメは?
県内外、加えて海外でも人気なのが「シャインマスカット」です。実際、自分もシャインマスカットの味に惚れて、農園を継ぐ決意を固めました(笑)。近年子どもや若者の“ぶどう離れ”が進んでいましたが、シャインマスカットは若い世代にも人気。もっともっと美味しさを伝えていきたいぶどうの一つです。
「ぶどうの早出し記録日本一」を持つヤノさん。挑戦のきっかけは?
“流通していない時期にぶどうを出荷できれば単価があがる”という利益面と、“挑戦”の両方の意味合いがありました。難しい取り組みでしたが、9月中旬に熟す欧州系品種を3月に収穫することに成功し、記録樹立。
各方面から注目していただきました。今は木への負担と省力化を考えて行っていません。
海外販売もされているのですね?手応えはいかがでしょう?
海外販売を考えたきっかけは、2014年2月の雪害。ハウスも木もやられてしまい経営面で苦しかったときに、海外富裕層の需要に目をつけました。2年間準備をして、本格的に売りに出してまだ1年目。想像以上に気に入ってもらえました。現在はマレーシアとインドネシアの2カ国のみのですが、もっと取引できる国も増やしたい。
山梨のぶどうを世界に発信できるチャンスと感じています。
味と質へのこだわり、
農家のイメージ向上を図った取り組み
現在は3代目を中心に家族でぶどうづくりをされているとのこと。「ヤノ」のこだわりを教えてください。
味と品質、それとイメージづくりです。美味しければ、そこからいい循環が生まれます。贈りたいと言ってくれる人が増え、もらった人が気に入って自分や誰かのためにまた買ってくださいます。それと、イメージも大切。ホームページを制作したきっかけもイメージづくり。農家のホームページというと、少しダサいと思われがち(笑)。だからこそきちんとしたものを作れば、イメージ向上につながる。安心して利用しやすくなるでしょう?東京などの老舗から一目置いて頂き続けていますが、このあたりも関与していると思います。
ぶどうを育てることの面白さと苦労は?
苦労はたくさん。何千房を相手にほとんどすべて手作業で育てなければいけないこと、それと天候によって状況が変化し続けることですね。自分は本格的に携わりはじめて今年で5年。まだまだわからないことだらけです(笑)。
喜びはシンプル。愛情をかけたぶどうを美味しいと言ってもらえることが何よりです。
ぶどう農家の可能性とこれから挑戦したいこととは?
まずは海外への流通を伸ばすことです。海外での可能性は本当に未知。こちらも視察に行き、肌で状況を感じてみたいと思っています。
あとは自分のやるべきこと、やろうとしていることを淡々と丁寧に続けていけば、ぶどうの美味しさを発信し続けられると思っていますよ。
マニュアルズへひと言
ホームページの制作だけにとどまらず、さまざまな視点からアドバイスをくださるマニュアルズ。ときには「ムリかな(笑)」と思うこともありますが、斬新で鋭い意見にいつも驚きながら勉強させていただいています。とにかくアイデアが豊富な会社さんです!制作していただいたホームページは「どこで作ったの?」と聞かれます。自分たちも満足ですし、見た人に興味をもってもらえる仕上がりは「さすが!」と思わせていただきました。
フルーツハウス ヤノ 矢野 様
ありがとうございました!