「人と想いをつなぐデザイン」
新化を続ける話題のベンチャー企業
“生きる”をより良くする知恵がここに
株式会社アースリンクイノベーション
代表取締役社長
亀谷 大輔 様
2015年4月1日設立。住空間デザインを根幹に、人生をより豊かにプロデュースする。デザイン事業、コンサル事業、建築設計事業の3つを柱に日本とバリの文化を融合させた独自のリゾートスタイルを発信し、「大注目の若手起業家。」としてTV、ラジオ、新聞、雑誌等全国メディア界で注目を浴びている。亀谷社長は「自分自身に対し、ものすごくストイック」と自負。
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〒400-0115 山梨県甲斐市篠原2997-7
【TEL】055-298-6196
人々の生活と未来をより良くするための知恵
限りない可能性にトライする姿勢
起業の経緯を教えてください。
前職まではハウスメーカーで幹部職と営業の二足わらじをしていました。トップセールスマンとしてお客様に住まいを提案し続けるうち、「建てるだけでなく、住宅を持つ意味をもっと考えたい」と思うようになりました。“暮らしの中身”に疑問符を抱くようになったのだと思います。とにかく「売る」ことに走りがちな業界ですが、住まいを通して人々の生活や未来をもっと幸せにするために何ができるか、さらには地域社会に何ができるかを自分で探り、実現しようと考えました。32歳くらいのことだったと思います。この思いが独立のきっかけです。
幅の広いお仕事をされていますが、何を軸に活動されていますか?
軸にしているのは人々の暮らしです。弊社の企業コンセプトは「人と想いをつなぐデザイン」。社名の「アースリンクイノベーション」もそこから考えています。企業の理念も、個人の使命も人と想いをつなぐことだと思っています。人々の人生や未来、人々の想いやくらしを豊かにしたい。そこに通じる分野であれば、限りない可能性をさぐってトライしていきたいと思っています。自身が大きなことを発言したら、発言した以上は実行しなければいけない。これだけやっているからどう?ではなく、評価は世間がするものですよね。より良い街づくりのために、今後も希望の種をまき続けていきたいと考えています。
起業から2年足らずの急成長。何が背景にあると思いますか?
わたしの「ビジョン」だと思います。弊社には現在9名スタッフがいますが、弊社のベンチャーモデルについてくるのが大変だと思いますよ(苦笑)。弊社のスタッフは持ち場の業務をこなすのは当たり前。ワンストップ化の現代、みんながマルチで活躍できるようにしたい。マルチプロセッサー社員とわたしは名付けています。成長は世の中のためだと思っており、毎日1センチでもいいから成長しなさいと全スタッフに伝えています。イノベーションし続ける「新化(しんか)」を求め続けなければ、成長は望めませんからね。
文化も宗教も肌の色も垣根を越えて、
「新化」していく
リゾートスタイルに特化する理由を教えてください
バリ島が、すごく素敵なんです。そこで、日本とバリの文化を融合させたリゾートスタイルを考えました。バリに目をつけたのはインドネシアの資源の豊富さと人々の思いに惹かれたから。バリは気持ちがあったかい人が多く、ダイバーシティに富んでいます。宗教も育ちも文化も肌の色も何も関係なく、だれもみんな一緒に知恵を絞って暮らしている。みんなで一緒に進化と成長できるというスタンスもそこから来ています。
リゾートスタイルはどんな方にマッチすると思いますか?
癒しの空間を求めている方や、こだわりの強い方にとくに気に入っていただけると思います。弊社が提案する「リゾートスタイル」は、万人受けしようと思って始めたものではありません。1000人のうち1人が気に入ってくれれば、それでいい。豊かに暮らすための提案をと始めたことですから。加えて、万人にウケようとするとこれからの時代は生きられないと思っています。「その部類に関してはだれにも負けない」という自信と「建築だけでなく、人生や未来までプロデュースしてくれる企業!」というイメージを守り、リゾートスタイルを求める方のお手伝いをしたいと思います。
仕事をしていて、いちばん面白いことは?
人の思考の中に新しい回路をつくることができたときですね。今まで気づかなかったことに気がつくというのは、生きるために必要なことだと思うんです。それは、技術だけではありません。技術はあとからついてくるものですから。いつでも新しいことを始めるときは、気付きと発想とモチベーションが一番。ハートが大事です。モチベーションが低ければすぐに妥協してしまいますから。人々の想いに関わり、人々の可能性を広げていくこと。そこに喜びを感じます。実現に向かっていく姿を見るとすごく嬉しく感じます。
亀谷社長ご自身がモチベーションを高く保つためにしていることは?
大きなビジョンを持つことです。実際、わたしの目標やビジョンは物凄く高いと思います。企業としてのビジョンは、“企業としてわが国を整備していきたい”ということ。見返りを求めるのではなく、企業として日本に求めていかなければいけないと思うんですよね。何かそういうプロジェクトができたら面白いなと思います。それが人々の暮らしや街の活性化にもなりますから。ビジョンって、自分に何ができるか、何がしたいかを明確にすることだと思うんです。さらに、それが人生の着地だと思う。私個人としてのビジョンは、インドネシアと日本のパイプになりたいと思っています。
今後、挑戦していきたいことを教えてください。
想いを豊かにしていくため、リゾートデザインができる可能性をもっと探っていきたいです。すべては人と想いをつなぐDesign。想いが豊かになれば、犯罪や社会の二極化現象などにも貢献できると思うのです。それに、想いってAIが代われない部分。人の想像や発想って機械にはない部分だと思うんです。生産性だけだったら絶対に負けてしまいますけれど(笑)。今は、人生の目標や目的を持っていない人がとても多い。毎日を生きることにすごく必死で先が見えなくなってしまっている状態ですね。目的地がないタクシーに乗ってもただ走っているだけ。目標、ビジョンって大事です。できるかどうかは全て自分自身。わたしができることは、気付かせてあげること。その、気付きに取り組めることが最大の喜びであり、一生かけて挑戦していきたいことです。
マニュアルズへひと言
現在のホームページは起業のときに作っていただいたものです。ご縁があって、紹介いただいたかたちで付き合いが始まりましたが、代表の笠井さんは自分のことをよく知ってくださっている。例えば、写真が苦手なこともそうです(笑)。高い志のある会社だと思っています。変化のスピードが速い時代ですが、きっともっとご活躍される。そういう人たちと切磋琢磨し、相乗していきたいですね。
アースリンクイノベーション 亀谷様
ありがとうございました!