働く女性の味方!
効率のいい暮らし方提案で
女性の笑顔をもっと!
a's room 建築設計室
代表
松岡あや 様
それぞれの価値観や大切にしたいモノを丁寧にヒアリングし、その人の本質的な望みをカタチにしてくれる建築設計事務所。住宅はもちろん、リフォーム・リノベーション・インテリアコーディネート・店舗・サロンの設計等のアドバイスも行う。代表の松岡あやさんは、2児の母。「女性の働き方」についてのセミナーなどにゲスト登壇することも。
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山梨県西八代郡市川三郷町上野65-8
【TEL】055-287-6688
1日1歩。
1年で365歩分の女性の時間を、
間取りの工夫で削減
家づくりに対する思いについて教えてください。
アズルームは絶対的な女性の目線!主婦の味方であり、働く女性の味方です。私自身子育てや仕事との両立に悩んだ時期がありましたが、主婦歴が長くなるに連れてパワーアップしていると感じています。目標とする家づくりは、日々家事・育児・仕事と忙しい女性の“1歩”を減らすこと。1日1歩、1年で365歩。365歩分の時間って大きなものですよね。その時間を女性が自分で過ごし方を選択できる時間に変えたいと思います。家庭の中心は女性。女性の負担を減らして笑顔を増やすことで家族の笑顔が増えると考えています。
これが持ち味!どんなところでしょうか?
女性目線での効率のいい暮らし方や収納提案です。よく、「片付け本を参考にしても片付けられない」という相談を受けますが、それはその人に片付ける力がないのではなく、その人に合っていないから。考え方や時間の使い方といった生活スタイルを俯瞰して、客観的にその人に合っているものを想像して提案をします。近年ではそういう思考の整理のような仕事をする人を「ライフオーガナイザー」と言うそう。家族の価値観や生活がどんどん多様化する時代なので、よく聞いたうえで“本当に大切なもの”“必要なもの”は何かを導き出すことが得意です。
2016年に屋号名を変更。「a's room」に込めた願いとは?
単に設計のみでなく、空間全体の提案をしたいと考えました。設計、インテリアのアドバイスなど、住まいと暮らし全般のサポートを行っています。a’s roomのaは、affection、sはsmileの頭文字からきています。思いやりや笑顔が溢れる空間に…という願いを込めました。
「やる/やらない」の線引きが大事!
時間の質を高めて生きやすく
経営者でありながら、2児の母でもある松岡さん。仕事と家庭との両立、コツはありますか?
時間の質を高めることに徹底することですね。そのために、やらないことを決める。やらないと決めたことはやらない。だらだら過ごさない。やらなければいけないことが多いと、気持ちがギスギスしてしまいますから。だから、これとこれを徹すると決めたら、そのほかのことはやろうとしない。働くってとにかく忙しいですからね。
女性の働き方について、10年間第一線を走り続けて感じたことや伝えたいこと、同じく働く女性に向けて伝えたいことを教えてください。
働いていることもママであることも、とにかく楽しんだ方がいいと思いますよ!母の不安な気持ちや嫌な気持ちは子どもに伝わってしまいます。忙さなどから心に余裕がなくなると、孤独な気持ちになったり、自分が誰にも認められていないような悲観的な気持ちになったりすることがあると思いますが、本当に悲観するべきことなんてない。置かれた状況をとにかく楽しんだ方がいい!と思います。
今後のビジョンを聞かせてください。
家づくりはもちろんこれからも徹底してやっていきます。子育てしている母親がいかに楽になるかを考え抜いた建物があるんです。あとはそれをどう実現させるかですね。
加えて、子どもと母親にとってよりベストな環境作りもしていきたいです。最近では働く女性が増えて、社会的にも女性が認められやすくなっていると思います。だから、仕事をしながら子どもの能力を考えた本当の子育てができる「子育てコミュニティーの育成」をしていきたい。子どもたちには生きていくのに本当に必要な力を身に付けてほしいと思うのです。だからきちんと考えて、人間にしかできない仕事を作り出せる能力をもった子どもを育てる場をつくりたい。実現できるかどうか、そもそも求められていくのかどうかさえまだ分かりませんけれどね(笑)
マニュアルズへひと言
いつも「痒いところに手が届く」のがマニュアルズさんのお仕事だと思います。その人やその会社に合ったものを見極めて提案してくださいます。あと、面白いことをどんどんやっちゃう会社ですね。代表の笠井さんはホワーンと柔和な印象からは想像できない発想と行動力も魅力。いつも刺激をもらっています。
a's room 松岡様
ありがとうございました!