バロン宝飾 様 インタビュー|マニュアルズ|山梨県甲府市のホームページ制作・Web制作

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manualz letterINTERVIEW.14

しなやかな感性で切り開く、
新しいフィールド
効き目の大きなひとひねりが
ジュエリーに無限の可能性をあたえる

CLIENT

株式会社バロン宝飾
Executive Vice President / Creative Director

山村 洋平 様

バロン宝飾 様 インタビュー

YOHEI YAMAMURA氏が2005年に立ち上げたジュエリーブランド。上質な宝石や材質を用い、繊細な彫金技法で丁寧に仕上げられた作品が多くの人を魅了している。普遍性のなかにほんの少し意外性をまぜた「小さな華」が宿るジュエリーは、アレンジの妙。「ライフスタイルの中で感じ得たインスピレーションを具現化している」と言う。

INFORMATION

〒409-3811 山梨県中央市極楽寺427
【TEL】055-274-0911

https://www.a-y2.jp/

限界まで削ぎ落とす。そこに残る、ひそやかな華。

バロン宝飾 様 インタビュー
ブランドの成り立ちについて教えて下さい。

Avaron(アバロン)は、「バロン宝飾」という宝飾会社から誕生したジュエリーブランドです。金属加工業が衰退し、OEMの仕事も減る中、「どうにか現状の打開策を」というのがブランド創立のきっかけ。デザインし、製作し、直接エンドユーザーに届ける仕組みをと2005年に立ち上げました。

「Avaron(アバロン)」のブランド名の由来は?

「バロン宝飾」のバロンに、エースのAを足しました。Aはアルファベットで一番に来る文字。「さきがけになろう」という雰囲気も込めています。それと、イギリスに「アヴァロン島」というほとんど伝説?の島があるんです。そこは、草木豊かでりんごの木があって、たぶんアダムとイヴのようなイメージ。ブランドにしっくりくるなと思い、「こういう世界観でやろう」と噛み合わせました。

写真の世界観が素敵です。商品の見せ方にこだわりはありますか?

洗練された雰囲気にしたいとは思っています。あとはジュエリー単体ではなく、あくまで身につけたときの雰囲気を大事にしたい。宝飾品は眺めているものではない。つけてなんぼですから。身につけた姿にこだわり、ライフスタイルが垣間見えるような写真を心がけています。

「アーティストではないけど、表現者でいたい」

バロン宝飾 様 インタビュー
県内初のzozotown出店。依頼の要因は何だと思いますか?

何でしょう。「売れると思った」と言っていただきました(笑)。「ジュエリーっぽくない」と言っていただけたことも嬉しかったです。zozotownさんに出店することで、ブランドのイメージを上げられたと思います。出店したくてもできない人が多くいる中、選んでいただけているというのはとても有り難いことですね。

デザインのインスピレーションはどんなところから得ているのでしょう?

スイッチが入っているときじゃないときに、色んなところからですね。考えようと意気込んでいるときよりも、頭の片隅に置いておくくらいで、何かの拍子に閃くみたいな。運転しているときや、同じ感覚の仲間と飲んでいるときに、何かのキーワードによって浮かんできます。趣味の山登りやキャンプ中も多いです。リラックスしているときでしょうね。

ものづくりをされる際に、心がけていることはありますか?

できるだけ楽しむことかな。むしろ、それができなければつくりません。そこが一番はじめの作業。まずは自分がデザインに入りやすいように楽しめる環境を整えて、楽しむ。そこに失敗して、あまりつくりたくないものを作っちゃうと最後までツラいんです(笑)。まずは楽しむ。そこからですね。

バロン宝飾 様 インタビュー
スタイルやスタンスを感じますが、そのあたりいかがでしょう?

根本的にはアーティストではなく、デザイナーです。「シンプルで華のある」というのを一つのテーマに、普遍性や実用性は大事にしています。最低限のシンプルの中にワンポイント。そこにだけ“自分らしさ”とか“色”を入れていいと思っています。ニーズに対してものづくりをしますからアーティストではない。でも、表現者。自分(見た目)と商品にギャップがあると周囲に言われますが、それは嬉しいですね。

バロン宝飾 様 インタビュー
これからやってみたいこと、夢などをお聞かせください。

お店を出したいです。そのお店は思いっきり自分色にして世界観を押し出したいと思っています。その予行演習として展示会を行っています。自分は今36歳ですが、40歳前には土台をつくっておきたいですね。そのためにも感覚的なところでは、今もっとムリしないといけないと思っています。都内に実店舗、それが目標ですね。

マニュアルズへひと言

バロン宝飾 山村 様

県内に数少ないスタイルのある会社だと思っています。物凄くセンスがいい。一緒にホームページを作る中で色々と勉強させていただきましたし、今につながるきっかけをくれた会社です。それと、同じくらいの時期に会社とブランドをはじめ、ともに進んでいる感じもあります。業界は異なりますが、これからも刺激しあい、背中を追いかけていきたい会社です。

バロン宝飾 山村 様
ありがとうございました!

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